債務整理のメリット・デメリット

借金がどうしても返済できない時には、最後の手段として、債務整理を考えることが必要になりますが、債務整理にはさまざまな方法があります。主なものには、1)任意整理、2)個人再生、3)自己破産、4)過払い金返還請求などがあります。債務整理をする場合は、それぞれの特徴を理解した上で、どの手続きが自分にとってベストであるかを判断する必要がありますが、自分ではなかなか判断することが難しいため、債務整理に経験豊富な弁護士や司法書士に相談する必要があります。ここでは、債務整理の一般的なメリットとデメリットについて整理いたします。<任意整理のメリット>裁判所に処理を通すことをしないで、弁護士や司法書士が債権者と借入者の間に入り、和解をするため、債務者の返済負担が軽減されることが通常です。また、弁護士や司法書士に任意整理の依頼をすることで、督促が直ぐに止まります。また、個人再生や自己破産のように官報に掲載されることがありませんので、一般に知られることはありません。さらに、過払い金がある場合は、回収することが可能です。<任意整理のデメリット>一方、任意整理に関する情報は一般的には公開されませんが、再度、お金を借りようとしても、金融業界での情報で、ブラックリストに掲載されますので、5年間は借り入れが出来なくなってしまいます。<個人再生のメリット>個人再生の場合は、自己破産と違って住宅ローンがあっても自宅を保有でき、負債額を原則5分の1に圧縮できるというメリットがあります。また、自己破産などと違って、ギャンブルや自分の浪費などが借金の原因であっても、自宅や自動車を処分するする必要がありません。<個人再生のデメリット>官報に氏名が掲載されるため、5年程度はブラックリストから外れません。債務整理の手続きでは最も複雑で、その処理にも時間がかかります。<自己破産のメリット>自己破産の場合は、借金の支払義務がほとんどなくなりますので、債務整理の中では最も負担の軽減になります。支払が出来ないどのような人にも利用が可能です。破産の申し立てをした後は、債権者の請求がすぐに止まりますので、督促からすぐに解放されることになります。<自己破産のデメリット>自己破産については、官報に公開されますので、5年程度はローンが組めませんし、借り入れも出来ませんから、生活上での制限があります。また、マイホーム等の20万円以上の価値のある財産が没収されてしまいます。また、ギャンブルなどがもとでの借金に関しては、免責とならないため、借金返済が残ることになります。

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